いまどきのHR
タレントマネジメントシステム導入のメリット(前編)
急速に広がりつつあるタレントマネジメントとは?

最近よく耳にする「タレントマネジメント」という言葉。だいたい理解しているけれど……という人事担当者も多いのではないでしょうか。社員の個人情報、経験やスキルなどを把握することで、その能力を最大限に生かせる適材適所の配置や、効果的な育成を行うタレントマネジメントは、大企業を中心に急速に広がりつつある取り組みです。

 

これをスムーズに推進するために導入する「タレントマネジメントシステム」とは、社員の情報をデータ化して一元管理する仕組みです。さまざまな情報を分かりやすく可視化することで、よりスピーディに的確な人材の開発や配置を行うことが可能になります。

人事の課題は「優れた人材を獲得する」から「限りある人材を育成する」へ

タレントマネジメントシステムが必要とされる理由は以下の2点があげられます。

 

①経営環境の複雑化

企業をとりまく環境は、変化が激しく、ますます複雑になっています。顧客のニーズも多様化し、競争もグローバル化している今、勝ち抜く企業力をもつために、社員それぞれの能力を最大限活用することが必要不可欠となっています。そこで、社員の情報を一元管理し可視化できるシステムが必要なのです。

 

②労働力の減少と働き方の多様化

少子高齢化などによる労働力の減少は社会問題にもなっています。新たな人材の確保が難しい現状では、すべての社員のスキルを無駄なく活用できる体制が必要不可欠です。また、契約社員や派遣社員、アルバイトなど雇用形態は複雑化しています。多様化する雇用形態を整理・把握し、限りある人材を上手に活用するためには、タレントマネジメントシステムで一元管理する体制を整備する必要があります。

 

これらの影響を受けて、人事の課題は「優秀な人材を獲得する」ことから「限られた人材を上手く育てる」方向にシフトしています。その実現のためには、自社にどのような社員がいて、どんな能力を持っているのかを、確実に把握しなければなりません。全社員のスキルや経験値、知識などを可視化し、それぞれの部署のニーズに合った人材の配置や育成は、激化する競争から企業が生き残るためにも最優先事項でしょう。

 

タレントマネジメントシステムは、「限られた人材の有効活用」を可能にするシステムです。必要な情報を集約、見える化して一元管理することで、効率よくマネジメントすることができます。「タレントマネジメントシステム導入のメリット」の後編では、実際にどのようなメリットがあるのか注目したいと思います。

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