製品紹介
タレントマネジメントという言葉をご存じでしょうか。自社の従業員の「タレント=能力」に関する情報を集約・分析し、適材適所の組織づくりに活用していくことです。人材情報の見える化が進めば、人員配置に留まらず、優秀な人材の定着、能力開発、採用などさまざまなテーマにおいて的確な施策を打ち出すことが可能となります。さて、タレントマネジメントを導入する際には、どんなことが必要となるのでしょうか。「体制」「設計」「情報収集・分析」「プランニング」の4つのポイントについて解説します。
最初に実施すべきは、体制整備です。社内のあらゆる人材の情報を、人事部のみで集約するのは不可能です。プロジェクトマネージャーを任命し、現場責任者の協力を仰ぎ、スケジュール、タスク、フェイズごとの決裁方法などを決めなければなりません。推進体制が固まったところで、次に行うのはタレントやデータ項目の定義などの全体設計となります。経営幹部、マネージャー、スペシャリストなど求められる人材モデルを設定し、必要なタレントとデータを定義づけしていきます。短期的な人事考課項目だけでなく、長期的な成長の可能性や、育成によって伸ばしていくタレントなども考慮に入れて設計することによって、多面的な人物評価が可能になります。タレントマネジメントを成功に導くうえで、最も重要なのが体制・設計フェイズです。
設計が完了し、データ収集・分析を行ううえで検討していただきたいのが、クラウドベースのタレントマネジメントシステムの導入です。ロココの「RocoTalent(旧Gemini)」は、従業員の基本プロファイルに加えて、過去の評価、候補ポジションなどを網羅したタレントカルテ情報を一元管理することができます。個人の目標とパフォーマンス情報を入力すれば、ハイパフォーマーとローパフォーマーが簡単に可視化でき、最適配置のための情報整理や重要ポジションの後継者選択もスムーズに行えます。「情報収集・分析」フェイズの業務負荷を軽減でき、プロジェクトメンバーの力を採用計画や人事計画などのプランニング、PDCAサイクルの構築に集中させられれば、タレントマネジメントシステムの価値はより高まるはずです。
自社で活躍する人材の共通項を全体および組織別に把握し、パフォーマンス分析やタレントの再定義を継続的にできれば、長期的な業績向上や生産性の改善を図れるようになります。タレントマネジメントシステムの導入に関する問い合わせや、「RocoTalent(ロコタレ)」の詳細情報の確認をしたい方は、本サイトの製品紹介情報をチェックしてください。